焼きイモはホクホクでアツいと分かっていても思いっきりかじりつくタイプのふっくんです!
今回は2019年9月7日(土)に開催した「ながはま冒険遊び場」レポートです!
なかなか残暑が取れずにアツい中、今回は9組26名の参加がありました。
初めて遊びに来たよ~!という人
滋賀県立大学から授業で来てくれた学生さんなど
いつもとちょっと違う顔ぶれの遊び場となりました!
※今回グロテスクな画像が含まれます。苦手な方はこのままバックボタンをポチっとしてください
そんな感じで9月を振り返るレポートです
9月のぼうけん遊び場のあそび
・虫取り
・木登り
・ロープわたり
・森の探検
・タイヤブランコ
・マシュマロ&焼き芋を焼く
・スライムづくり
やはり秋といえば『食欲の秋』!!
というわけで、道の駅で仕入れたり、持ってきたりと焼き芋祭りでした(熱い焼き芋を両手に持っていて写真が取れなかった)
9月の遊びピックアップ
今回のピックアップはコチラ
これは何をしている様子でしょうか?
拡大してみるとこんな感じ
カマキリがバッタを捕食しています
というわけで、今回のテーマは「遊びと生死」です
人によっては「かわいそう!」「グロテスク」というコメントが飛んできそうですが今回はあえてそこに触れていきます
彼は森に遊びに来て、まもなくすると大きなカマキリを見つけました
その後、手を引っかかれながらもわりとじっくりと観察を続け
気がついたら森の中でジッと座り込んでいました
「ふっくん、カマキリがバッタの頭食べてる。足はもう折れてここに落ちてるわ」
彼に近づいたとき、つまりこの写真を撮ったときの第一声がこれでした
結構な時間ひとりきりで座ってカマキリ捕食シーンを眺めていました
きっと彼にとってこれが初めての捕食の観察
ほかに遊びに取り組むでもなくジッーと見つめ続けていました
彼には貴重な体験になったはずです
日常の「生き死に」と
さて、話は遊び場から「生き死に」へ
普段生活していると生き物の「生き死に」って概念を感じることって実はあんまりないんですよね
スーパーに売っているお肉は切られているし
魚はだいたい最初からお亡くなりになっている
夏になると寄ってくる蚊を叩いて罪悪感を覚える人、というのも稀でしょう
家でペットを飼っている人はもう少し身近でしょうか?
けれども、森の中には生き物の「生き死に」が溢れている
カマリキは生きるためにバッタを食べる
カエルを手に乗せていると、手のひらの熱さでカエルは死んでしまう
ふくらの森にはなぜか森から出てきたシカの頭部の骨もある
台風で幹が折れて葉っぱを付けなくなった枯れた木もある
生き物の死とは、決して日常から遠いところにある考えではないんですよね
子どもも大人も、きっとそれがどういうことなのか経験として不足している
それが「死ね」「殺すぞ」って乱暴な言葉遣いをしてみたり
食べ物を平気で残したり、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉が出てこない
なんてことに繋がっているのではないかな、なんて思います
冒険遊び場でできるかどうか分かりませんが、
いつかこんなイノシシの解体みたいな命と本気で向き合う機会も作っていきたいなって思います
(写真は岐阜県森林文化アカデミーで行われたイベントの一部です)
次回予告
次回、ながはま冒険遊び場は10月19日(土)です!
焚き火が気持ちのいい季節に、焼き芋もたくさん焼いて食べましょう!!