【2019年9月のお知らせ】フリースペースつどいについて

私ふっくんは、NPO法人つどいで開催している『フリースペースつどい』を2019年9月末をもって離れることとなりました

家庭、学校以外の安心できる居場所作りを目指して動き回っていましたが
ふっくんのフリースペースにおける一旦役目はここまでとなります

あれやらこれやら

フリースペースに携わることになる以前から
学校以外の居場所や学びの場に関わってきました

  • 自分自信のペースと合わない
  • 学友、先生との人間関係がうまくいかない
  • 家庭内でも意見が食い違う

そんなケースをいくつか目にすることがありました

既存のサービス、公的機関ではうまく対処の仕様がないケースについて
『つどい』という立場からなにが出来るのか、どんな場所が提供できるのか考えてきました

フリースペースつどいの利点
  • 長浜市内には毎週定期的に寄れる居場所がないこと
  • 『つどい』であれば様々な年代の人や仕事と関わることで社会とのつながりが維持しやすいこと
  • 農園や蓮畑など里山にほど近い環境で室内以外の過ごし方ができること

この場所にはそういった強みや価値があります
長浜市内に近い感性や価値観でコトを捉えて活動していらっしゃる団体もありますが
明確に差別化できていることといえば上記3点だと考えています

しかしながら、ここには大きな問題点もあります

問題点
  • 団体である以上、経費が必要
  • 不登校・引きこもりと呼ばれる人たちの事情から相談から利用までに時間を要すること

どのような活動でも、粘り強く継続していくには確かな財源とものすごい熱量の意思が必要です
基本的にふっくん1人の『ワンオペレーション運営』ということもあって、力量・知恵足らずも多分にあったと思います

2019年4月頃から活動を始めて約半年、利用者が徐々に出始めてきたこのタイミングで離れることは大変惜しいなぁという気がしてなりません
とはいえ、目立った大きな成果を上げられていないというのも事実ですので、申し訳無さも感じています

幼小中高で学費を中心に家庭に関わる経費を少なくしようという国の動きが活発になってきました
それはあくまでも『学校』に関わる人たちが受けることの出来るもの
学校を離れて『生きづらさ』を抱える人たちにとって取れる選択肢はまだまだ極めて少ない状況でしょう

そういう意味でも、公的機関が出来ないことをNPO法人が担うということの重要性や意義は十分にあると感じています

ふっくんが離れた後も活動がなんらかの形で継続されていくことを願います

まとめ

さて、こうしてつらつらと経緯は書き記したものの
過去ばかり振り返っていても仕方はないので、ふっくんはまた別な動きを始めるとします!

そして最後に
僕を通して『フリースペースつどい』をご利用してくださった皆様、関わってくださった皆様に最大限の感謝を
今まで大変ありがとうございました!

これからの『フリースペースつどい』について

これからのフリースペースの動きについては現在未定です

継続を願っています~という書き方しかできない理由はここにあります
現在内部で『フリースペースつどい』の料金改定や内容変更も含めて検討中です

【お知らせ】と書いておきながら一番重要な情報が抜けているので
ここについては決定次第書き直すか別途お知らせをしていきます(2019年9月4日現在)

今までご利用くださっていた皆様には個別にお話をさせていただきます

もうあと数えるほどしか僕が関わる機会がありませんが
9月にご利用を希望されるみなさま残りもどうかよろしくお願い致します


参考
NPO法人つどいHPhttp://tsudoi.sakura.ne.jp/index.html