焚き火で焼くのはマシュマロよりウィンナー派のふっくんです!
やっぱり肉ですよ、肉!
そこら辺で拾った木の枝を串に削って、直火で焼く肉は最高最強。
そんなわけで2021年1月16日(土)に開催した「ながはま冒険遊び場」の活動レポートをお送りします。
1月のながはま冒険遊び場の遊び
- たき火
- ロープ
- 木のジャングルジム
- 森の探検(フユイチゴ探し)
- タイヤブランコ
2021年1月の遊びピックアップ 雨
今回のピックアップトピックはずばり「雨」!!
滋賀県湖北地域では「伊香時雨(いかしぐれ)」と呼ばれる気候があります。
冬の間は天気が安定せずずぅ~っと曇り、予報にないのに雨が降る、などなど…
天候が安定せず読めないことが多々あります。
この日もそんなまったく天気の読めない日で曇りの状態から雨が降って
パーッと晴れたと思ったらまた雨がザーッと降る。
よくわからない空模様でした。
今回はテントを建てて、逃げ込めるスペースを準備しての開催。
途中が雨が降りながらも外で遊ぶ子どもたちの姿が見られました。
雨が降ってても関係ねぇぜ!!!!!
の例
#ながはま冒険遊び場 #長浜市 #子育て #冒険遊び場 pic.twitter.com/ySWMa5o4mI— ふっくん | 森の案内人 (@fukufukufukkun) January 16, 2021
私たち『大人の事情』で雨の日にわざわざ外に遊びに出かけるということは機会が少ないかな~と思います。
(じぶんの服が濡れる、車のシートが汚れる、洗濯大変などなど)
ところが、そんなオトナの事情なんてまったく関係なしで子どもたちは外に飛び出していくんですよね。
カサ持っているのにあえて使わなかったり、
水溜まりの中をバシャバシャと往復したり、
晴れているときはまったく違った姿や遊びが見られます。
「子どもたちがやりたいことを思いっきりやる」がコンセプトの冒険遊び場としては
焚き火・火に触れることと同じくらい、雨の中でも大いに遊んでほしい!
そんな風にふっくんは思っています。
子どもの遊びは大人の頑張りでできているという話
ふっくんはプレーリーダーという立場で冒険遊び場に関わっています。
その仕事内容は『遊べる環境を作る』『遊びを見守る』などががあります。
詳しくなると長くなってしまいますので一言にまとめると
子どもの安全を担保しながら、どこまで子どもの遊びを大人が許せるか
と要約できます。
今回は『雨の中で子どもが遊びたいと言ったらどうする?』という状況を設定します。
そこで、「どうしてダメ!と言ってしまうのか」「どうすればそれを解決できるか?」を考えてみます。
雨の日の困りごとと解決方法
雨の日に子どもたちが「外で遊びたい!」と言ってきたとき、こんなことを考えるのではないでしょうか?
- 子どもの着替えがない、体が冷えて風を引かないか私が心配
- 服が汚れると、私の洗濯が面倒だ
- 汚れたままでいられては車や家の中が汚れて掃除が必要
想像して「うわ~」って顔をしている様子が目に浮かびます。
では、ここからどうするか考えてみます。
- 子どもの着替えを3セット準備する、雨カッパを着せる
- カラダが冷えても温まるように火を焚く、暖かい飲み物を準備する
- 雨から逃げられる場所を用意する
- 汚れてもいい服装でいく、気合を入れて洗濯するぞ!と決める
さて、ここまで読んでお気づきかと思いますが、
これらの解決法は主語が『私』であり『大人』です。
すべて大人側が行う対処法で、子どもたちがすることは一切ありません。
どうすれば雨の中で遊ばせることができるのか?という疑問は言い換えると、
子どもたちの遊びのために大人がどこまで頑張れるか?ということです。
そんな「大人の事情」で制限しがちな子どもの遊びを大人の頑張りで増やすぞ!
というのが冒険遊び場という活動なのです。
「大人の頑張り」の例として、スタッフ間で行っている具体的な方法に
- 道具の使い方、木のぼりの方法、マッチの擦り方という技術を教える
- ケガを伴う遊びはちょっと大目に見てもらうお願いする
- 大けがしそうな状況を予測して、最悪じぶんのカラダで止めるぞ!という覚悟を持つ
みたいなことが裏側にあったりします
もちろん、立場や状況、価値観によって
『どこまでの遊びを許容できるか?』は人によって異なります。
一方で、「子どもたちには自然の中で逞しく育ってほしい」という願いも存在します。
道具や技術はこちらでなんとかします!
服装やちっちゃいケガについてはお父さんお母さんの「大人の頑張り」を少し協力していただきたい!
その先にある子どもたちの素敵な笑顔を一緒に見れたら、ふっくんはうれしいな~なんて思います。
次回予告
次回、ながはま冒険遊び場は2月20日(土)
まだ蕾のフユイチゴの実りに期待して集まりましょう!!