2021年5月のながはま冒険遊び場活動記録

「ちっちゃな頃から~」という歌い出しには
「優等生」ではなく「悪ガキで」と付けたくなる、ふっくんです!

みなさん、流行に乗れていますか!?
令和の小学生はブランコに乗りながらアニソンとYoutube配信曲を歌うんですぜ!

そんな感じで2021年5月のながはま冒険遊び場活動レポートです

5月の冒険遊び場のあそび


今回は子ども20人,大人8名に参加がありました
新体制での第一発目なのでほどよい人数だったのではないでしょうか

5月のながはま冒険遊び場のメニュー

  • タイヤブランコ
  • ペインティング
  • 木登り
  • 荷車あそび
  • 焚き火
  • 竹弓矢&かんばん作り

自転車で駆けつける地元の小学生たちが雪だるま式に増えていっている気しかしません
このまま行ったら学校の校庭みたいになっちゃいそうです

今回、とても印象的な出来事がありました。
それはこちらの『ペインティング』!
転がっていたに絵の具ですばらしい模様を描いてくれました

木片や合板に絵を描くことはあっても、自然素材にいくのは初めてみました

子どものころの思い出って


みなさん、小学校に入る前の子どもの頃の記憶ってどれくらい覚えてます?
いくつか断片的な記憶が残っている人もいらっしゃることかと思います

ぼくもそんなヒトリです

ふっくんの通っていた保育園は歩いていける距離に里山がありました
普段からちょくちょくその山までさんぽで遊びに行くことがありました

ながーい滑り台を回数も忘れるくらい無限リピートしたり
ドングリを拾って帰って家のタンスに貯蔵してイモムシが中からコンニチハしたり
茂みの中を探検したり・・・
そんなことが心に残っています

また別の日には彦根城まで遠足で向かうこともありました
さんぽの途中なのに、お堀の水をジィーっと眺めて遊ぶこともありました

固いハズの地面に立っているのに
じぃーっと水面を眺めているとなんだか足元がユラユラ揺れているような感覚になって
それが楽しくて、なにもしないでただただ水面を見つめ続けていたことをよく覚えています

他にも園でのプールや昼寝みたいな覚えているエピソードはありますが
今でも印象深い記憶は?と尋ねられれば、里山やお堀の水の話を最初に思い出します

「これやりましょう!あれやりましょう!」と強制せずに、
自由時間をたっぷりと作ってくれた当時の園の先生には本当に感謝しかありません

そんな原体験がじぶんの中に残っていて、地元・滋賀を好きな理由の一つになっている

その事実がここにある、ということをまずはお伝えしておきたいのです

「遊びこむ」ことの価値


冒険遊び場の価値のひとつは
「好きなだけ、好きなことをやりきれる」
ということ声を大にして主張したい!

冒険遊び場には決まったプログラムはありません

なにをするか?どれだけやるか?
というのは当日来てから決まります

始まる時間も終わる時間も決まっていません

つまり、思いつきで始めてみたことで気がついたらすごい熱中してて、ものすごい時間が溶けて消えていた!みたいなことが起こるわけです

ちょっと部屋の掃除始めたらすごい時間消えてた!とか
本読み始めたら気がついたら朝になってた!とかそんなヤツですよ

子どもたちに置き換えると、こういう体験って実は結構実現するの難しいんですよ
なぜかといえば、基本的には大人がだいたい子どもの時間を管理しているからです

子どもたちは仮に熱中できる事柄を運良く見つけたとしても、
いわゆる「大人の事情」ってやつで
時間を区切って、途中で差し止めてしまうことが往々にして起こります

それをしっかりやりきることが出来るのが「冒険遊び場」という場所です

先に書いたぼくの子どもの頃の思い出のように
心に残る思い出というのは「じぶんの好きなことを、好きなだけ、やりきる」ことが多いなって話です

それがどれだけ郷土への愛を深めるとか
あるいは、移住に結びつくことのできる成果か
あるいは、教育的な効果があるとか
定量的に学術的にその価値を伝えることは大変困難を極めます

けれども、感覚的な話で
かつて子どもだったぼくたちはそれがどれだけ貴重な時間だったか
思い当たる節がある人もきっと少なくはないはず。。。

なかなか子どもに「遊びきる」時間を確保するのが難しい!という親御さん
ぜひともぼうけん遊び場びに来て、
メチャクチャに集中する子どもの姿を見てみてください!

ずっとは傍に付いているちょっと厳しいわ…
って場合でも、ぼくたちにお子さん預けてもらえれば
人生の中で、その子にとっての価値ある1日になる!!
かもしれないと、知っておいてほしいのです!

次回予告


次回、ながはま冒険遊び場は6月19日(土)
近畿地方はとても早い梅雨入りになってしまいましたが
梅雨の晴れ間を狙ってなんとか開催できるか!?
てるてる坊主を作って待ちたいと思います!